ビッグプロジェクト #4

10 ビッグプロジェクト




心配の種。

チームE。

そして、チームA。

チームAは、ベテランと新人と、もう1人が復帰組。

この復帰組の人が…かなり厳しい。

前回、プロジェクトに参加した時には、成果物がゼロ。

私自身、このプロジェクトに参加して、気づいたこと。

「人間には限界がある」

「できない人は、どれだけ時間をかけてもできない」

チームAに復帰したこの人がまさにそうである。

前回のプロジェクトで成果物ゼロなのに復帰したのは、「今度こそ」ではない。

ただただ、他の業務でも「できなかった」からである。

ではなぜ、復帰したのか。

大きな理由として、ビッグプロジェクトが「チーム業務」だからである。

そのほかの業務は、「メイン担当」と「サブ担当」の2人で行うことが基本となっている。

2人のうち1人ができないと、もう1人の負担が大きくなり、業務が滞る。

もし、もう1人も「できない人」であった時、大きく滞り、周りがサポートに入らなくてはいけなくなり、他業務まで悪影響を及ぼす。

そのような状況を巻き起こし、「復帰」したのだ。

わずかな期待はあった。

「2回目となる今回は、少しはチームに貢献してくれるかも」

「今度こそは、成果物!」

人間、誰しも人に期待をしてしまう。

勝手に期待をして、期待通り出ない時にストレスを、勝手に生み出す。

復帰したこの人。

そして、チームA。

日に日に、チームAの関係が明確になってくる。

ベテラン&新人と復帰組。

2人と1人。

でも、それは仕方がない。

仕方はないが、業務は多い。

チームは3人。

3人がフルで業務をこなしていっても、終わらない。

なのに、1人は使えない。

実質2人で、3人分。

1年は長い。

さて、復帰したこの人は、初の成果物を産み出すことはできるのか。


コメント

  1. マツムラケンゴ より:

     7月に面接を受けました。次のキャリアは、異動して行政、校長、引き続き教頭か、はたまた来年1年現任校での教頭か・・・。
     キャリアの最終コーナーを回りました。

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