今日の朝の打ち合わせ。
校長から、話があった。
「内示は1週間後の3月7日」
いよいよ、今回の人事の明確な動きが始まった。
3月7日の内示は一般教員。
管理職内示は、その1週間ほど後になるらしい。
かつて教職員組合の書記長をしていたとき、都道府県教育委員会の人事担当者から聞いた。
「人事は管理職から決まる。学校を運営する管理職から決めていき、そのあと、一般教員を決める」
「だが、人数的には圧倒的に一般教員が多い。まず、そこに伝えて、何かしら変更の必要があれば、それを動かす。そして、最終決定をするために管理職を決定する」
なるほど、である。
都道府県教育委員会としては、圧倒的に多い一般教員をまず、確定させる。
ものすごい人数。
変更が必要だったときに、対応が必要となる。
今までは、変更されたことを目の当たりにしたことも、聞いたこともない。
ただ、何かしら、変更が必要なときもあったであろう。
私が知らないだけで、変更はあったであろう。
そして…変更が必要なところを管理職の人事で、大きな問題がないようにするのかもしれない。
しかも…教育長も言っていたが、管理職の人事は、都道府県教育委員会の一任。
つまり、言われたら、それに従うだけ。
一般教員は希望調書を提出する。
原則、それに則って、人事異動が行われる。
異動範囲を拡大する場合は、必ず本人に確認する。
だが、管理職人事は、有無を言わせない。
教頭試験を3回受けた。
面接の際に1番に聞かれる。
「あなたは、都道府県のどの地区に異動になっても、管理職として職務を果たしますか?」
一回目は驚いた。
「行ったこともない所に行くこともあるのか?」
私は、言葉に詰まった。
だが、管理職とはそういうものだ。
2回目からは、迷わず、はっきりと答えた。
「はい。承知しております。大丈夫です」
今回、私の人事は、一般教員の内示の前に、教えてもらえるのかと、思っていた。
だが、もしかすると、一般教員の内示の後かもしれない。
いよいよ、人事に関して、明確な動きが決まってきた。
「明日かな?」
「近々かな?」
と思う気持ちと
「教育長から話があって一ヶ月。もしかしたら、あの話は頓挫した?」
「もしかしたら、一般教員の内示の後?」
それとも…私の人生には
「まさか」
が多い。
また、今回も、その
「まさか」
ですか?
教育長?
もう
「まさか」
はないですよね。
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