そろそろボス、課長の話をしたいと思う。
ボスは…モンスター。
まず、学歴が凄すぎる。
20年以上前、大学受験で偏差値という数字に翻弄されていた。
理系志望だった私は、偏差値50前後を行ったり来たり。
はっきり言えば、50を超えることが目標であった。
何度かは超えたが、実質的には、偏差値50出前の人間であった。
偏差値50あたりをウロウロしている私が上をみると、70あたりに、有名大学が名を連ねていた。
まさに、雲の上。
どんな人達なのだろう。
当時、そう思ったが、想像できなかった。
そして、今、いる。
それが、ボスだ。
皆が言う。
「頭の良い人は違う」
私は、その違いさえ分からない。
さらに経歴も凄い。
誰もが知るところで、長年働いてきた。
まだ30代。
おそらく、これから出世していくのだろう。
まあ、あの年齢でボスなのだから、すでに出世しているのだろう。
このボスは至って温厚。
心が乱れることがあるのだろうか。
ボスは様々なことを、判断・決断しなければならない。
そのプレッシャー、ストレスは計り知れない。
しかし、そんな様子を微塵もみせない。
ありがたい。
上司の感情の起伏が激しいと、仕事がしづらい。
上司の顔をうかがうようになってしまう。
業務に集中できない。
それが、今はない。
ありがたいし、凄い人。
皆がいう「凄い人」
それは、間違いではない。
そんな「凄い人」
ボスも今年度までとの噂。
その噂はかなり確定的なもののようだ。
近々、来年度のことについての面談が始まるとの連絡があった。
今年度、半年間、お世話になったことのお礼と、来年度のことについて、相談できるチャンスだ。
いや…相談ではなく、提案したい。
提案して、修正して、新しいボスのもと、業務を推進したい。
もう、10月も半分が過ぎたのだ。
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