コロナ感染から復帰した私には、膨大な仕事が待っていた。
しかも…主担当の人も感染し、その人の代わりに副担当であるはずの私が、業務を進めることにもなった。
期限が迫っており、主担当が復帰するのを待つことはできない。
「あり得ない」
そう言ったのは、私の隣席の人。
そう。
主担当の人は、やるべきことをやりきらず、私に押しつけた。
「まあ、仕方ないです」
そう言った私。
確かに仕事は多い。
だが、仕事に追われる…自分の仕事ではないのだが…いろいろと考える余裕がなかった。
だからが故に、いろいろ悩むこともなく、日々過ぎていった。
ところが、私は、心身ともに、限界が来ていた。
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