さて、風向きが変わり、私はやりたいことができるようになった。
クラブ指導も軌道に乗った。
まさに「建て直しに成功した」
そんな私にまた、校長から新たな指示が。
前回は、学年主任がいない間に頼まれた。
「心配なクラスの担任をなんとかしてくれ」
その言葉に、私は言った。
「情報が入ってきません。担任は学年主任に相談しますから」
情報が無ければ当然、アドバイスも出来ない。
私から言われせれば
校長が学年主任に言えばいいのだ。
「心配なクラスの指導を頼んだから、情報を教えてあげてほしい」
それだけのこと。
しかし校長は言った。
「担任と学年主任が話をしているのを、聞き耳立てて、聞いたらいい」
馬鹿げている。
そんなの無理だ。
でも、とりあえず、校長から言われたことを出来れば、と思っていた。
だが、コソコソ話をしている内容を聞くのは、簡単なことではない。
校長からは言われたが、無理にはしないようにした。
わたしも自分の仕事があるからだ。
そもそも学年主任がちゃんとすればいいことだから。
またしばらくすると、校長に呼ばれた。
今度は生徒指導。
少し前に、問題行動を起こした生徒の指導を、担任と共に行った。
それが、よかったらしく(私からしたら、普通のことをしただけ)、それを校長は聞いたのだ。
「生徒指導も、うまくやってくれたと聞いた。生徒指導もやってくれ」
意味不明。
私は私で仕事がある。
具体的なことは言われなかった。
とりあえず、
「できることはします」
というだけだった。
するとしばらくして、登場する機会が訪れた。
しかし、これがまた、奇妙。
問題行動があり、保護者を学校に呼ぶこととなった。
生徒指導担当が対応する、それが当たり前。
ところが、である。
生徒指導担当が
「勤務時間を超えたら、対応できない。どうしても外せない用事がある」
どうしても外せない用事?
何度も繰り返す。
どうしても外せない用事…
それなら、学年主任が対応するのが、流れ。
ところが…
「自分の子どものことで、早く帰らないといけない」
2人とも逃げている。
そこへ、校長がやってきた。
「例の件、どうなってる?」
学年主任
「私も、生徒指導担当も、予定があって…」
校長
「生徒指導担当は、なんであかんのや」
この時点で分かったこと。
学年主任はあてにされてない。
生徒指導担当は
「どうしても外せない用事があって…」
また、その、曖昧な説明。
今日、何回目や!
校長
「なら、仕方ないな」
私が指名された。
やりますよ、はい。
やります。
でも、なんだこの差別。
やるべき立場の人が逃げている。
絶対、校長は気づいている。
なのに、それを許す。
意味不明な校長だ。
私としては、私がした方がうまくいく、そういう自信はあった。
だが、である。
仕事はそれぞれ割り振られている。
私は私の仕事がある。
呆れる、
そんな学校。
そんな校長。
さて、その生徒指導。
結局、保護者がすぐにこれて、私ではなく、生徒指導担当が対応した。
なんなんだ、この学校は。
コメント
問題行動があり、保護者を
勤務時間内に
学校に呼ぶこととなった。
まずはここからですね!大変な学校だ!
そうです!大変な学校です!!