2022年2月21日3時18分。
48歳の朝は早い。
今日は月曜日。
月曜日は生徒にとっても先生にとっても、
少々気の重い日。
「今日から1週間が始まる」
そういう日だ。
いつの頃からか、月曜日が憂鬱ではなくなった。
「仕事が楽しくなった」
そして
「人からどう思われるか、気にならなくなった」
からだろう。
であるから、最近辛いのは
「金曜日」
特に「金曜日の午後」
体力的にしんどい。
金曜日の午後は眠くて仕方がない。
今日月曜日も多忙だ。
1限目、3限目、5限目に授業。
元々3限目は授業ではなかったが、授業を入れた。
4限目は研究部の会議だ。
提案するのは私だけだ。
5限目も会議。
放課後16時からZoom会議。
だから4限目しか空いていない。
でも憂鬱ではない。
さて、人事異動の話。
そろそろ話があっても不思議ではない時期にきた。
そういえば、先週、来年度の校内体制について、協議する会議があった。
出席者は少数であったが、
「私が異動するかもしれない」
という雰囲気で話が進んでいった。
事実であるから、そこについて、特に発言はしなかった。
だが、「私が異動をする=教頭試験が受かった」である。
公言していないにも関わらず、そういう方向で話が進む。
「まあいいや」
と思いつつ、少々疑問を感じるところではある。
教頭試験の結果発表はいつ頃あるか、知っている人は多い。
ベテラン教師になれば、特にそうだ。
2月に入ってから、
「ネクタイをする練習をしておいた方がいいのでは?」
「4月からはどこの教頭だろうな」
鎌をかけてきているわけだ。
否定する必要もないから、適当に返答した。
まあそれが、
「アイツは合格した」
ということになったのであろう。
さて、その会議。
私の公認をどうするか。
そう、研究部長をどうするか。
それが難航している。
候補となる人がいない。
2年前、アウェイ感を感じながら、この学校に赴任した。
2021年教師人生25年の私の現在地
中学校という地獄の始まり
理不尽なことがたくさんあった。
「ここから抜け出したい」
そう何度も思った。
2年経って、ようやく勝ち得た。
この学校に必要な人間になれたのだ。
そして、人生とは皮肉なもの。
私は異動する。
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