金曜日に会議があった。
そこで会った。
元同僚に。
前任校で1年間一緒に働いた。
そして、2年前まで都道府県教育委員会。
会議の後、話を聞いた。
都道府県教育委員会の雰囲気。
都道府県教育委員会の実態。
これまで、聞いてきたことと、ほぼ変わらない。
「仕事に追われる」
「叱責される」
「誰もが人を助ける余裕がない」
「振り返った時、自分がどんなことをしたか記憶にない」
「雑談なんて、できない雰囲気。みんな黙々と仕事をしている」
「その雰囲気の中、叱責する声が響く」
「悪辣な労働環境。エアコンは勤務時間以外はオフ」
「教育委員会以外は、早い時間に退勤する」
「教育委員会のフロアだけ、夜遅くまで、エアコンなして、仕事」
「一年目は電話番」
まさに異口同音だ。
そして、収容所のよう。
その人は2年間で帰ってきた。
大変な都道府県教育委員会の世界から学校現場へ。
そこで思ったこと。
「学校で仕事をしている先生たちは恵まれている」
「都道府県教育委員会では、過酷な環境で同じ先生達が仕事をしている」
「戻りたくはないけど、いい経験になった」
やっぱり異口同音だ。
私自身も、とにかく
「経験」
それを望んでのことだ。
都道府県教育委員会の人事。
決まるのは18日金曜日。
Xデーは間近だ。
さて、元同僚との話は1時間以上続いた。
私にとっては嬉しくない話ばかり。
だが、最後に最高のエールをもらった。
「あなたが異動した次の年、学校は大変だった」
「いろいろな隙間を埋めてくれる存在だったのを、あなたがいなくなった翌年に実感しました」
そう私は今年度も隙間を埋めている。
コメント