都道府県教育委員会にきて1カ月。
気がついたらもう1カ月。
何をしたか分からない間に過ぎていた1カ月。
26年間の学校現場での仕事から、別の世界に来て1カ月。
やりがいを感じつつ、不安もある生活。
ここに来て、感じたこと。
「いろいろな人がいる」
「いろいろな人生がある」
そして…
「適材適所」
「人には得手不得手がある」
文部科学省から来ている課長。
10数年の文部科学省勤務から、今のポストへ。
もっぱら、
「凄い人」
と同僚は言う。
たしかに凄いと感じることもあるが、人付き合いは余り積極的ではない。
淡々と仕事をこなすタイプ。
そのほか、いろいろな人がいる。
元気な若手。
お喋り好きなベテラン。
厳しめなキャリアウーマン。
それぞれ、見込まれて役割が与えられている。
今のところはそう見える。
だが、決してそうではないところも…。
ある人は、余り細かいことを気にしない。
言い換えると
「細かいところまで気がつかない」
1人で業務をする今の職場では困った存在である。
周りがフォローすることも少なくない。
「あの人はちょっと…」
と陰口を言われることも少なくない。
だが、そんなタイプの人も
「らしさ」
を発揮してくれることがある。
今、内緒の仕事をしている。
それに関わる会議。
どうしても、雰囲気が重くなりがち。
それは、仕方のないこと。
内緒、であり、重要な仕事。
そんなときに、その人が
「和ませる」
「ふっと、肩の力を抜かしてくれる」
私には決して出来ないこと。
人それぞれ、生きる道がある。
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