指導主事【2】早朝にバトル勃発

05 指導主事




朝、出勤した。

すると、いつも私より早いあの人が。
4月12日「時間」
いつも私より早く出勤している。

あの日から、話をすることがめっきり減った。
4月27日「紛糾」
そう、関係はよくない。

そして、この日、決定的なことが起こる。

それは、朝起きた。

私が到着して、およそ5分たった頃。

「ちょっと、いいですか?」

「はい」

「○○してくださいね」

○○とは、誰でもできること。

気がついた人がするようになってる。

たしかに、私がする回数は少ない。

だが、1番少ないというわけではない。

そう思いながらも、少ないのは事実なので、

「すみません。しますね」

と、笑いながら言った。

笑ったのは、照れもあったし、神妙になるのも、嫌だから。

ところが…

「何、笑っているんですか!」

「笑い事ではないですよ!」

「みんな、困ってます」

私は、もう一度、言うしかなかった。

「すみません」

すると、ダメ押しが。

「みんな、文句言ってますよ!」

ここで、私はスイッチが入った。

「そんな風に怒る必要あります?」

私は言い返した。

相手は黙った。

「怒る前に、その時に言えばいいのでは?」

「黙ってて、みんなで文句言うぐらいなら、その場で直接言えばいい」

これは、やばい。

和ませなければ…

「『おい!しろよ!笑』って、ツッコミ入れるぐらいの雰囲気の方が良くないですか?」

「そう言う雰囲気の方が、仕事しやすいと僕は思います」

これで、少し、雰囲気が変わった。

そこからは、怒ることはなく、朝の2人っきりの時間は終わった。

ところが…朝だけではなかった。

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