終わった。
夏の最大の行事が終わった。
朝から私の心は落ち着いていた。
「今日で、ようやく終わりだ」
「今日の夕方には、全て終わっている」
そう思うと、不思議と心が落ち着く。
人によっては、こう思うだろう。
「失敗したら、どうしよう」
私は、学んだ。
「心配しても仕方がない」
「あれこれ心配するぐらいなら、行動せよ」
私は、朝から、シミュレーションを繰り返す。
今日1日、休んでる時間はない。
絶えず、やることがある。
だがそれは…一つ一つ終わっていくということだ。
朝の会場準備から始まり、開会行事。
私は、説明をする担当だ。
これが、今回の1番大事な仕事。
時間がかかり過ぎてはいけないが、説明が不足してもいけない。
時間を気にしつつ、説明を終えた。
少し時間は、オーバーしてしまった。
許容範囲だ。
問題は、説明により、押さえるべきポイントがきちんと伝わっているかどうか。
問題なく終われば、少しぐらいの時間のオーバーは、正解になる。
さて、結果は…無事に終わった。
特に問題なく全て終了。
私は、やりきった。
試練の連続。
試練の夏が終わった。
何が残るのか。
1年目の私には反省点が多々ある。
それを自覚して、仕事をしていく。
だが、それ以上に残ったこと。
私は、やり遂げた。
1年目で。
大きな行事を。
今までにない負担の大きい業務の重なりを乗り越え。
帰宅して、夜6時にお風呂へ。
平時に戻っていくであろう。
試練の夏を終え、私が得たもの。
実績と自信。
そして…人間らしい生活。
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