#1 冒険の始まり

07 人生はゲーム




「人生はゲーム」

ハードな日々を過ごしている私が辿り着いた考え。

「いろいろな困難も、ゲームのミッションをクリアしていくように考えること」

「身の回りの人がモンスターに見えてきた」

モンスターにもいろいろいる。

人を困らせるモンスター

とにかく能力の高いモンスター

そう考えて、都道府県教育委員会で働く日々を見ていくと、違った行き方ができるのではないか。

そう考えた。
そんな私の闘いの記録だ。

さて、今日も電車に揺られ、都道府県庁に向かっている。

今日は3つのミッションがある。

1つ目は会議の開催通知の起案。
2つ目は少人数の会議。
3つ目はある程度の規模の会議。

1つ目は朝の時間で行う。
ほぼ出来上がっているが、迷っているところがある。

「それは放っておいて、起案してしまえ」

4月の頃のレベル1の私なら、細かいところまで終わらせてから、起案していただろう。
しかし、それでは、起案が遅れる。

この起案は10月末の会議のための起案だ。
その会議のために必要なことを準備をしていく。

これらをまとめて起案しようと思うと、完成までかなりの時間を要する。
しかも、それが正解かどうかも、分からない。

長い時間をかけても、修正が入れば、かなりの時間のロスだ。

「仕事を細分化して、できることからしていく」

これが私が身につけたスキル。

「冒険の書」

最初のページだ。

細分化することで、段階的に起案ができる。

細分化しないと、ミッションが大きいと感じ、精神的負担となる。

「ボスキャラを倒しに行くぞ」

そうしたときに起きること。

まず、道に迷う。

ダンジョンの入ったはいいが、迷路のような洞窟。 

途中で、HPは減っていく。

回復させる薬草や呪文を駆使しても、ボスキャラに辿り着いくことも、難しい状況になる。

仮に、ボスキャラまで辿り着いても、闘うための力は残っていない。

そして…ミッションを達成することも、引き返すこともできずに、死を迎える。

死んだとき、貯めてきたお金が減る。
突撃して、いろいろなことが分かる、というメリットはある。

しかし、そんなリスクは負いたくない。

まずは、洞窟の場所を確認する。
その辺りで十分闘えるのか。

そして、洞窟の中でも、闘えるのか。
洞窟の奥へ行くほど、モンスターが強くなる。

そう、ミッションを細分化して、確実に進む。

「冒険の書①細分化」


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