#6 真性スライム

07 人生はゲーム




スライムのような存在。
私の心を癒やしてくれる存在。

この4月に都道府県教育委員会に来た。
しばらくすると、同僚についてのいろいろな話が耳に入ってくる。

「あの人に、巻き込まれないような気をつけた方がいい」

「なんで、あのような人が、ココに来たのか」

いい話は聞こえてこない。
いわゆる悪口である。

こういうことに、私は敏感だと思う。

4月の勤務2日目。
ある人のことが気になり、隣の人に聞いた。

「あの人、話が噛み合わないのですが」

「もう気がついたんだ…すごいなぁ」

詳しく聞いてみると、昨年度もいろいろなことを引き起こした人らしい。

その人は、誰もが知る「困った人」
課内だけではなく、他の課にも、知れ渡っている。

さて、今回はこの人の話ではなく、もう一人。

この人とと共に話題になる人がいる。

「知らないことが多過ぎる」
「仕事ができない人」

そう言われている。

この人と私は共通点がある。
電車通勤。

そして…スライム系。

いつの間にか、定時に退庁し、2人で歩いて駅に向う。
これが、定番化した。

いつ始まったのか、はっきりと覚えてはいない。
だが、定時に一緒に退庁する、が続いている。

駅へ向かう間の会話は、他愛もないこと。
それができる関係になっている。

スライム系は他愛もないことが楽だ。

スライム系ではないモンスターの会話。
スライム系の私から言うと「正解のある会話」

「あの業務は、こうした方がいい」

スライム系の私は、こういう話が疲れる。

業務のことは担当が考えて、上司が決める。
そこに、正否をつけることに、私は意味を見いだせない。

時間の無駄だ。

自分が関係ない業務のことで、あーだこーだ言うのは、卑怯だと私は思う。

自分は土俵に上がらず、評論家になっているからだ。

スライム系の私達は、そんな話は全くしない。

「あの業務は、大変そうだなぁ」
「担当者は、大変だろうなぁ」

スライム系の他愛もない会話が、スライム系の2人の心を癒やしている。

そう、彼は間違いなく

「真性スライム」

そして、私は…


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