#14 メタルスライムへ②

07 人生はゲーム




「来週の課会議で、提案して」
課会議が1週間後に迫った日の朝、係長から言われた。

「わかりました」
そう答えた。

提案の内容。
それは、今回の反省。
つまり…来年度の方向性だ。

実は、前任者から、「反省は必要ない」
と聞いていた。
一大行事ではあるが、反省などは特に聞くようなことはしていないとのこと。

係長から言われて、少し迷う気持ちもあったが、私としては、課全体として、反省の時間を持つ方がいいと思っていた。

このあたりが、「反前例踏襲主義」
私は、単なるスライムではない。

さて、係長から言われて、少し考える。
「どのような形で提案しようかな」

前任者からは、反省などはしていない、と聞き、係長からは、反省をしてはどうか。

私の結論としては
「とりあえず提案して、何かあれば言ってもらう」
「短時間で済まそう」
というところだ。

そして、考える。
提案の内容。

提案…1つ目は今回の反省。
つまり、改善点。

そして2つ目は…来年度の方向性。

1つ目は、意見は出ない可能性が高い。
今回は、これまでの形で行ったからだ。

つまり
「いつも通り」
「前例踏襲」

問題は2つ目。
来年度の方向性。

私は「反前例踏襲主義」

課長からも、今回より参加者を増やす方策を考えるようにと宿題をもらっている。

その宿題に対する、私の答え。
それはもう、3カ月前の7月に出ている。

「行事の時期を変える」

行事の時期を変えるのは、なかなかないことだ。
私が学校現場で経験したのは、小学校の運動会の開催時期。

秋から春への変更、を経験した。
その変更の私は中心だった。
変更した翌年、私は運動会の担当となった。

さて、今回、一大行事の開催時期の変更を私は考えている。
小学校の運動会とは次元が違う。

都道府県の行事の開催時期の変更。

規模が違い過ぎる。

「だから、やらない」

ではない。

「だからこそ、やる」

都道府県教育委員会に来ても、私は私。

「人は変らない」

そう、私は動く。

まずは、前任者。

開催時期の変更を、提案することを伝えておかなくては。


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