二人目がなかなか見つからない。
一人だけ下りる…そんなことはあるのだろうか。
流石にないだろうと、二人目の候補となる人を考えてみる。
勤務年数の長い人はいない。
そうなると、二人目を考えるときに、視点が変わる。
予定外に下りる人は。
つまり「脱落者」である。
まさに「サバイバル」
1年や2年で下りる。
本人はどう捉えるだろう。
周りはどう捉えるだろう。
良いようには思われない。
それは確実だ。
だから、もしかすると、「脱落者」はいないかもしれない。
しかし、本人が希望すれば、それは別だ。
候補者として、3人思い浮かぶ。
3人とも、決め手がない。
まず、1人目。
この人は、1年目。
1年で下りる。
「そんなこと、ある?」
と感じるが、現にある。
近年も、1年で下りた人がいる。
なぜ、この人を、候補の1番目に挙げたのか。
それは、本人が希望する可能性が高いからである。
仕事は一生懸命。
良い人。
だが、それでやっていける世界ではない。
提出物も締切を守れないことが度々。
催促されても、なかなかできない。
決してサボっているわけではないようだ。
とにかく、「できない」のだ。
一時、かなり精神的に参っているときがあったようだ。
本人も、口に出している。
「頭がおかしくなりそうだった」
「辞めたいと本気で思った」
それは、私も苦戦していた夏。
私も、そうとう追い込まれていた。
だが、そのときに、この人に言われた。
「大変そうだけど、普段と変らない様子で仕事をしてる」
「タフだね」
確かに、私は、タフな方だと思う。
だが、それよりも、大きな理由。
「開き直り」
「ヤケクソ」
私が習得した最恐スキル(笑)
さて、この人の話に戻そう。
おそらく、本人は希望する。
どうなるのか。
「大変だったけど、もう一年」
と本人に頑張らせるのか。
「1年間の様子を見ていたら…下りたほうがいい」となるのか。
まだ1年目だが、私の中では、二人目の最有力だ。
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