#37 サバイバル④

07 人生はゲーム





二人目がなかなか見つからない。

一人だけ下りる…そんなことはあるのだろうか。

流石にないだろうと、二人目の候補となる人を考えてみる。

勤務年数の長い人はいない。
そうなると、二人目を考えるときに、視点が変わる。

予定外に下りる人は。
つまり「脱落者」である。

まさに「サバイバル」

1年や2年で下りる。
本人はどう捉えるだろう。

周りはどう捉えるだろう。
良いようには思われない。
それは確実だ。

だから、もしかすると、「脱落者」はいないかもしれない。
しかし、本人が希望すれば、それは別だ。

候補者として、3人思い浮かぶ。
3人とも、決め手がない。

まず、1人目。
この人は、1年目。

1年で下りる。
「そんなこと、ある?」
と感じるが、現にある。

近年も、1年で下りた人がいる。

なぜ、この人を、候補の1番目に挙げたのか。
それは、本人が希望する可能性が高いからである。

仕事は一生懸命。
良い人。

だが、それでやっていける世界ではない。

提出物も締切を守れないことが度々。
催促されても、なかなかできない。

決してサボっているわけではないようだ。
とにかく、「できない」のだ。

一時、かなり精神的に参っているときがあったようだ。
本人も、口に出している。

「頭がおかしくなりそうだった」
「辞めたいと本気で思った」

それは、私も苦戦していた夏。
私も、そうとう追い込まれていた。

だが、そのときに、この人に言われた。

「大変そうだけど、普段と変らない様子で仕事をしてる」
「タフだね」

確かに、私は、タフな方だと思う。

だが、それよりも、大きな理由。
「開き直り」
「ヤケクソ」
私が習得した最恐スキル(笑)

さて、この人の話に戻そう。
おそらく、本人は希望する。

どうなるのか。

「大変だったけど、もう一年」
と本人に頑張らせるのか。

「1年間の様子を見ていたら…下りたほうがいい」となるのか。

まだ1年目だが、私の中では、二人目の最有力だ。


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