#15 初めての教頭選考試験 いよいよ面接試験 そして、その結果は❓

00 序章




ついにその日が訪れた。

「教頭選考試験」

一次試験を免除された私は
二次試験の面接からの登場だ(笑)

面接試験は2種類
集団面接と個人面接。

尊敬する教頭に聞かされていた
「圧迫面接」
それを乗り越えるのが肝らしい。

私自身、指導教諭の選考試験において
同様の「集団面接」と「個人面接」があった。

特に緊張せず面接を終えられた。
少々焦ったのは、集団面接の最後
何を言っているのか聞き取れないぐらい
早口になってしまったことだ。

「最後、何と言った?」
という表情の受験者が複数いた。
でも、集団面接では十分アピールできたように思う。

一番、緊張したのは、入退室時の動きなどの作法。

答えられない質問もなく、むしろ
「少し、喋りすぎたかも」
という感じであった。

指導教諭の試験は無事合格。

「さすが、俺(笑)」
と思ったが、そもそも、教育長の指名があってのもの。
受かって当然、であった。

さて、教頭試験の話に戻そう。

教頭試験の集団面接

私は攻めた

質問は「パワハラをなくすためにできること」

他の受験者は
「服務規律を守るように周知する」
「普段から、パワハラ的な発言を逃さない」
「研修を行う」
など
私からしたら、
「それ、どこかのテキストに書いてあったよね」
そう思った。

「ここは、攻める」
そう考えた私は
「攻めた」

「職員室において、パワハラとなりうるケースは、管理職からその他の教職員に対して。
私が教頭であった場合、自分自身もパワハラをする立場となります。
それを絶対にしないこと。それがまず第一歩。
そして、もう1人。学校長。
学校長のパワハラを起こさないよう、教頭の私自身がパワハラをしないことはもちろんですが、
学校長のパワハラ的な言動に気づき、学校長にものが言える教頭になる」

この意見がどう評価されたかは不明である。

しかし、確実に言えたこと。

「爪痕は残した」

個人面接も、無事終えた。

あとは結果を待つばかり。

そして、年が明けた1月。

結果が伝えられた。

「登載なし」

私の教頭選考試験1回目は
見事な不合格であった。





コメント

タイトルとURLをコピーしました