#16 まさかの地獄へ〜そんな人事異動、あるわけない〜

00 序章

まさか

初めての教頭試験を終えて、1月の結果を待っていた12月。

人事希望を出す時期。

学校長からこんなことを言われた。

A中学校に行く可能性もあるでなぁ」

私は冗談だと思ってた。

「うちの校長は、校長1年目だから、人事のことがわかってないんやろな」

私は人事について、人並みよりは知っている。

それは2年間、人事に携わっていたからである。

(この話はまたの機会にしよう)

私は指導教諭2年目。

そして、人事希望として、今の学校に残ることを希望した。

まだ2年目。

異動対象者ではない。

しかも、現任校希望を出したままである。

もし、現任校希望を出したのに、異動する可能性がある場合には、学校長から声がかかる。

私は、異動対象者でもなく、現任校希望を出した後に特に話もなかった。

ただ、火のないところに煙は立たない。

校長も何かしら理由があって、言ったのかもしれない。

そう思うとじっとしていららないのが私の性分。

組合に問い合わせた。

「人事希望で現任校を希望し、異動対象者でもなく、校長からの異動についての話もない。A中学校に行くかもしれない、と雑談の中で校長は言ったけど、A中学校は指導教諭ではなく、主幹教諭が配置されている」

「私が人事希望に反して、A中学校に主幹教諭として、行くことがあり得るのですか?」

確認して、後日お伝えします、

そういう返事だった。

回答はなかなか来なかった。

おそらくレアケースだからだ。

1週間ほどしてようやく返事が来た。

それは予期せぬ返事だった。

「異動することはあり得る」

なぜだ。

私は指導教諭になるために試験を受けて、指導教諭2年目。

しかも、人事希望は現任校希望。

主幹教諭、しかも中学校への異動なんて、おかしいだろ。

異動できる理由、それは。

指導教諭に受かったら、指導教諭はもちろん、主幹教諭にもなれる。

指導教諭とどうしていくか、という論文を書き、面接でも答え、それで受かった。なのに、主幹教諭にもなれるのか。

ちなみに主幹教諭から指導教諭にもなれる、ということであった。

そんなこと、知らなかった。

さらに主幹教諭や指導教諭に昇格した年は、人事希望は関係なく、配置される。

それは知ってます。

だから、指導教諭から主幹教諭になるときは、人事希望は関係ない。

そういう理屈か

驚きの連続。

校長が言っていたことは嘘ではなかった。

A中学校に行く可能性がある」

ところが、である。

としが変わった1月。

また大きな動きが。

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