校長は学校の進むべき方向を示す。
教頭はそれを具現化するために職員を動かす。
教頭は職場の要、
「扇の要」だ。
いろいろな職員が、それぞれの個性を生かす。
しかし、それがまとまっていなくてはいけない。
それが「扇の要」
「学校の要は教頭」
そのために必要なことは情報。
先生達のことや子ども達のこと。
PTAを担当する教頭には保護者や地域からもさまざまな情報が入ってくる。
「情報は命」
どのように物事を進めていくか判断する上で情報は必要不可欠だ。
では、情報が集まってくるために、教頭としてどうすればいいか。
それは簡単である。
「やるべきことをしっかりとする」
当然のことではある。
教頭としての仕事。
職員のサポート。
悩み事の相談。
これらをするために教頭になったはずだ。
「はずだ」というのは、これらをできていない教頭が少なくない、ということだ。
かつて、みた教頭。
「リハビリ教頭」
担任の仕事や授業ができないから教頭になった人。
管理、指導する力はもちろんなく、周りが助けてあげないと仕事が進んでいかない。
「事務長」
ただただ、事務的な仕事のみを一生懸命する。
悩み事を相談しても、「大変やなぁ」というだけ。
こういった教頭には情報は集まってこない。
情報が集まってきたら、そこからが力の見せ所だ。
「その情報をもとに、物事をどう進めていくか」
判断力と実行力が試される。
これにはある程度、自信がある。
自信があるからこそ、教頭を志願した。
私は教頭になることが目的ではないからだ。
教頭として、そして校長として、先生にとって働きやすい学校にする。
その学校は、子ども達にとって、よき学びの場となる。
「全ての情報が集まる教頭」
私が目指す教頭の姿である。
めざす教頭像 #6「教員の思いを忘れない」
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