先生達は忙しい。
毎日の授業、1日3〜4時間。
多い日は、5時間あり、空き時間がわずか1時間。
担任になると朝活、夕活。
担任ではなくても、仕事はもちろんある。
そういう立場を離れると、
その人たちの気持ちがわからなくなる。
学校の主役は「子ども」
そして、教頭としてできることは
「子どもと関わっている先生達が、気持ちよく仕事ができる職員室」
無神経な管理職は困る。
授業が続いていて、次の授業に必要なものを職員室に取りに行く。
そこで、話しかけてくる。
しかも、放課後でもいい内容。
いや、放課後にしてくれ。
はっきり言って、管理職に対して、
こう思っている職員は少なくない。
「私たちはあなた達と違い、授業があって忙しい」
「暇なあなた達のペースに、こちらが合わせるのはおかしい」
ここまで言うと極端ではあるが、
確実に違うのは
「管理職の多くの仕事は、自分のペースでできる」
「授業を担当していると、次から次へと授業がやってきて、その流れに合わせないといけない」
管理職が先生達に何かを伝えたければ、
「メモに書いて、机に置く」
これがいい。
先生達はそれを見て、自分ができる時に、対応するからだ。
管理職は自分のために仕事をするのではない。
「はたらく」とは「側(はた)が楽になる」
管理職になったら、先生達を邪魔せず、
先生達が少しでも「楽」になるように「はたらく」
めざす教頭像。職員会議の運営①
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