7日目。
場所の確保のために、来年度の日程を考える。
考える…そして、上司に承諾してもらわなければいけない。
私は複数の業務の来年度の日程を考えなければいけない。
今年度の日程を考えたのは、昨年度の担当者。
4月から都道府県教育委員会。
初めての行政。
当然、全てのことが「初めて」
「初めて」のことでも、私は気になる。
「改善しなくてはいけない」
そう思うことが度々あった。
周りをみると、ほぼほぼ「例年通り」で業務が進んでいく。
「例年どうなのか」
そんなやりとりに加えて
「その前は?」
そして…「例年通り」
仮に改善するとしても「マイナーチェンジ」
大きく変えることは、まずない。
「例年通り」
「前例踏襲」
「変えるならマイナーチェンジ」
そうするならば、簡単だ。
だが…それができない私。
「根本的改善」をしたくなる。
だから日程を考えるのにも時間がかかる…
いろいろ考えながら、ふと思った。
「来年度の施設利用の予約はどのようにするのかな…」
調べてみると、施設によって違う。
もう既に予約を開始しているところがあれば、まだまだ先というところも。
しかも…既に予約を開始しているところは、埋まり始めている。
「やはり、遅れをとっている」
焦りしかない。
だが、今年度から改善して、来年度は実施したい。
上司に承諾してもらうために、改善理由と具体的な日程を示さなくてはならない。
「もっと早く、しておけば…」
後悔しても駄目なことは分かっている。
でも、後悔の念が消えない。
しかも、今しなくてはいけない業務もある。
「これは、ヤバい」
「夏に続いて、窮地に陥っている」
どうも、落ち着かない自分がいる。
「追い込まれている」
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