転落 #8

08 転落




7日目。
場所の確保のために、来年度の日程を考える。

考える…そして、上司に承諾してもらわなければいけない。

私は複数の業務の来年度の日程を考えなければいけない。
今年度の日程を考えたのは、昨年度の担当者。

4月から都道府県教育委員会。
初めての行政。

当然、全てのことが「初めて」

「初めて」のことでも、私は気になる。

「改善しなくてはいけない」

そう思うことが度々あった。

周りをみると、ほぼほぼ「例年通り」で業務が進んでいく。

「例年どうなのか」 

そんなやりとりに加えて

「その前は?」

そして…「例年通り」

仮に改善するとしても「マイナーチェンジ」

大きく変えることは、まずない。

「例年通り」
「前例踏襲」

「変えるならマイナーチェンジ」

そうするならば、簡単だ。

だが…それができない私。

「根本的改善」をしたくなる。

だから日程を考えるのにも時間がかかる…

いろいろ考えながら、ふと思った。

「来年度の施設利用の予約はどのようにするのかな…」

調べてみると、施設によって違う。

もう既に予約を開始しているところがあれば、まだまだ先というところも。

しかも…既に予約を開始しているところは、埋まり始めている。

「やはり、遅れをとっている」

焦りしかない。

だが、今年度から改善して、来年度は実施したい。

上司に承諾してもらうために、改善理由と具体的な日程を示さなくてはならない。

「もっと早く、しておけば…」

後悔しても駄目なことは分かっている。
でも、後悔の念が消えない。

しかも、今しなくてはいけない業務もある。

「これは、ヤバい」

「夏に続いて、窮地に陥っている」

どうも、落ち着かない自分がいる。

「追い込まれている」


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