私が学年主任に反撃しているときに、校長への反撃のチャンスが訪れた。
その頃、教頭選考試験の論文提出があった。
そこに自分の考えをまとめる。
学年主任への反撃を続けている私は、3週間の「死」から蘇り、エネルギー全開だ。
サイヤ人のごとく…笑
テーマは「不祥事を起こさない手立て」
最近流行りのコンプライアンス系である。
不祥事…いじめを書いてやろうか!と思ったが、それはあからさまだ。
とりあえず、論文を頑張って作り上げよう。
しかし、私の合格の可能性は極めて低い。
赴任して1年目だからだ。
しかも、まだ若い。
前任者の教頭試験合格年齢より4つ若い。
可能性はかなり低い。
ただ、やるべきことは一生懸命する。
時間を見つけて、論文を書いていた。
すると、あるかんがえが、私が受けた「いじめ」に繋がった。
「不祥事を起こさないように、職員のメンタルケアにきを配る必要がある」
受験テキストには次のように続いていた。
「例えば、初任者をはじめとする若手、赴任してきた職員」
「赴任してきた職員」
確かにそうだ。
赴任してきた職員は、新しい環境に慣れる必要がある。
確実にストレスがある。
それを配慮するのは、管理職であり、学年主任をはじめとするベテラン達だ。
この学校は
「真逆だ」
そう思った私の手は止まらなかった。
いつものように
「本気」
で取り組んだ。
最近過ぎる実体験。
想いを込めて、書いた。
「赴任していた職員への配慮」
書き過ぎた…笑
でも、いいのだ。
「本気」
であり、
「反撃」
であり、
「多分、不合格」
論文が完成し、校長に提出した。
誤字脱字を指摘してもらい、内容については直しなし、だった。
「公開裁判」
「公開処刑」
「校長が加担した学年主任によるいじめ」
から、2ヶ月。
反撃をエネルギーに少しずつ、風向きが変わり始めた。
それは、ある日、突然やってきた。
校長室に呼ばれた。
学年主任が不在の瞬間だった。
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