2017年
私の仕事は充実していた
異動した小学校でいきなり6年担任
小学校の6年担任は学校全体を動かす立場
2017年
異動した年に続けて、2年連続の6年担任
充実した日々を過ごしていた
そんな2017年の秋のある日
学校長に呼ばれ、校長室に入った
「指導教諭の試験を受けて見ないか?」
そう学校長に言われた
指導教諭とは主幹教諭とともにできた「新しい職」
指導教諭は自らの職務をしつつ、若い教諭に指導を行う立場
そして、それは管理職へと続く道
以前から管理職になりたいと考えていた私
断る理由は全くない
「受けます」
即答した
あまりの即答に学校長が驚いたぐらいだ
「まあ、考えておいて」
そう言われたが、自分の考えは変わることはない
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数年前から、考えてたことがある
「自分の教師人生がどうなるか、それは巡り合わせ次第」
45歳を目前に、自分の教師人生の分岐点に来ていると感じていた
自分の行き先
教育委員会?
組合?
管理職?
どの道を選んでも、自分にとってのステップアップとなる
しかし、自分では選ぶことはできない
それは、私自身の生き方
「人生は巡り合わせ。自分が必要とされたところで頑張るのみ」
そう思っていた私に声がかかった
「指導教諭」
私は、管理職への道を歩み始めた


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