#8 管理職をめざし指導教諭選考試験へ

00 序章

2017年
私の仕事は充実していた

異動した小学校でいきなり6年担任
小学校の6年担任は学校全体を動かす立場

2017年
異動した年に続けて、2年連続の6年担任
充実した日々を過ごしていた

そんな2017年の秋のある日
学校長に呼ばれ、校長室に入った

「指導教諭の試験を受けて見ないか?」
そう学校長に言われた

指導教諭とは主幹教諭とともにできた「新しい職」
指導教諭は自らの職務をしつつ、若い教諭に指導を行う立場
そして、それは管理職へと続く道

以前から管理職になりたいと考えていた私
断る理由は全くない

「受けます」
即答した
あまりの即答に学校長が驚いたぐらいだ

「まあ、考えておいて」
そう言われたが、自分の考えは変わることはない


数年前から、考えてたことがある

「自分の教師人生がどうなるか、それは巡り合わせ次第」

45歳を目前に、自分の教師人生の分岐点に来ていると感じていた

自分の行き先

教育委員会?

組合?

管理職?

どの道を選んでも、自分にとってのステップアップとなる
しかし、自分では選ぶことはできない

それは、私自身の生き方

「人生は巡り合わせ。自分が必要とされたところで頑張るのみ」

そう思っていた私に声がかかった

「指導教諭」

私は、管理職への道を歩み始めた






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