人生の分岐点「迫る人事異動」あと10日。

02 人生の分岐点

人事異動の内示まであと10日。
私の人事はどうなっているのだろう。

教頭試験は合格した。
合格してもすぐに教頭になれるとは限らない。
だが、私の前任者は合格して即教頭。

教育長の話でも、今の地区では空きポストが少なく、難しいとのこと。

だから、都道府県教育委員会へ行き、数年後にこの地区に戻ってくる。

2月1日。突然、教育長に呼ばれ、まさかの言葉•••

そうなると思っている。

だが、人事に
「想定外」
はつきものだ。
渡された地獄への切符 人生は思うようにならない
もし、今回の人事異動で、私は現任校に残ることになったら…もう気持ち的には、異動するつもり。

「もう一年」

となったときに、ショックを受けないように、少しは心の準備をしておいた方がいい、そう思うタイプだ。

来年度もいることになったら…まず、研究部長は続投であろう。
自分としても、これはやりたい。
今年度、いろいろなことをしてきた。
来年度は、それをさらに実行していく、
「変革」
の一年になると思っている。

さらに、校長からは
「今年度は、負担が大き過ぎた。それは分かっている。
だから、来年度は変える」

そう言ってもらっている。

だから、研究部長の仕事に専念できそうだ。

問題となるのは、どの学年になるかだ。

今の学年…仕事が多いのに、いろいろさせられる。
私自身、忙しい毎日を強いられている。
しかも、周りにとっても、「困ったら、任せておけば、なんとかしてくれるだろう」
そんな存在になっているように感じる。

お互いにとって、良くない。

来年度は、研究部長に専念したいし、学校としても、大事な一年となる。

あと10日で、内示。

正直に言えば、

「教育長!私の人事はどうなっているのですか?」

「結局、都道府県教育委員会への話は、無くなるんですか?」

2月が終わる。
3月はいよいよ卒業式。

私は卒業式するのか。

しないのか。

ワクワク

ハラハラ

悪い気はしない。

だが、早く知りたい。


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