今年度の業務に目処がついた。
達成感と安堵感。
そこに「油断」「過信」が生まれた。
「油断」「過信」…そう気づいた時には、もう窮地に追い込まれている。
12月。
今年度の業務に目処がつき、今年度の業務のまとめをはじめた。
そして、来年度の準備を始めた。
「順調」
私は「順調」
…だと思っていた。
例年の業務の進捗状況より、早く業務を終えていた。
ところが、ある時を境に、決してそうではないことに気がつき、窮地に陥っていった。
ある時…それは県外への出張。
2泊3日であった。
休日もかかっていた。
出張から戻った翌日は休暇をとった。
これだけであれば、普通のこと。
ところが…あとで考えてみると、「油断」だと後悔する。
なぜか。
まず1つ。
「順調」だったのに、ゆっくり休暇が取れなかった。
出張から戻った翌日に休暇は取ったが、十分ではなかった。
ましてや、初めての県外出張。
心身ともに、疲れがあった。
なのに、たった1日で仕事に復帰。
大きなミスではないが、「休養が十分ではなかった」
もう一つ。
出張と休暇、合わせて4日。
業務が停滞した。
週5日勤務であるから、ほぼ1週間が経過してしまった。
「順調」だと思っていたが、「余裕がなくなった」
そして、「焦り」が生まれる。
そう。
私は、「転落」へと歩み始めていた。
コメント
1章から6章まで一気読みしました。
現役の中学校教員(社会科・男)です。
小説のような文章で、ドンドン読み進めてしまいました。
良い刺激をいただきました!
ありがとうございます。
これからも頑張ってください。
saさん、コメントありがとうございます。
saさんも頑張ってください。